沖縄大学と沖縄県が連携!沖縄の交通課題解決に向けた学生提案発表
沖縄大学はこのたび、沖縄県交通政策課公共交通推進室が進める「沖縄県県民等参加型地域公共交通検討事業」に協力し、経法商学科石川ゼミが学生主体で交通課題解決に向けて取り組んできました。
学生たちは、沖縄における交通問題を多角的に捉え、課題の優先順位を整理し、既存の仕組みを活用した解決策や、現状を打破するための新たなアイデアを模索するため、グループワークを重ねました。特にフィールドワークによる一次データ収集や、他県や海外の成功事例を参考にすることで、現実的かつ持続可能な提案を目指しました。
12月6日には、地域の公共交通や交通渋滞の課題解決向け、沖縄県交通政策課の皆様へ成果をプレゼンテーションしました。
最終プレゼンでは、学生たちが「交通渋滞緩和のための施策」「公共交通利用促進実現を目指した施策」「オーバーツーリズムや環境に配慮した施策」など、多岐にわたる提案を行いました。これらの提案は、沖縄の現状に即した具体性と実現可能性を重視した「沖縄モデル」の解決策となっており、沖縄県交通政策課の担当者からも前向きなご意見をいただきました。
沖縄大学は、沖縄におけるさまざまな課題解決に向けた取り組みをこれからも推進し、学生たちが学びを通じて社会貢献できる機会を提供していきます。本プロジェクトを通じて生まれたアイデアが、沖縄の交通環境の改善に役立つことを期待しています。
<石川ゼミ 10チーム 提案内容>
?世帯当たりの車両保有台数の規制化
?中学生の自転車通学の推奨
?モノレール延伸
?電動キックボードの導入
?モノレール車両増設
?企業との連携による公共交通利用促進キャンペーン
?車両保有料制度の導入によるバス運賃の引き下げ
?人が集まる利便性の高い駅ビルの開発による駅の付加価値向上
?沖縄県民向けの公共交通機関乗り放題の交通サブスクリプション
?レンタカーに依存しないアクセスツアーの開発
?一人乗りや二人乗りの小型モビリティの導入
?従業員を送迎する企業送迎バスの導入
?サテライト?オフィスやフレックスタイム制の導入